小名浜 鹿島神社 由緒沿革
宮 司 | 小野 祝平 |
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鎮座地 | いわき市小名浜南富岡字北ノ内11 |
祭 神 | 武甕槌命(たけみかづちのみこと) | 本 殿 | 入母屋造 大きさ(8㎡) |
例 祭 | 5月4日・9月第3日曜日 | 末 社 | 亀石稲荷神社 丹波八幡神社 山神社 歳徳神社 足尾神社 天宮稲荷神社 |
当社は式外の古社に属するが、口碑(こうひ)によれば、第12代景行天皇(在位=71~130年)の皇子、小唯命(おうすのみこと)の奉祀(ほうし)とも、旧記には第50代、桓武天皇(同=781~806年)の延暦20(801)年、坂上田村麻呂が東征の折、常陸国鹿島宮の分霊を勧請(かんじょう)したとも伝えられ、小名浜鳥居下に社殿造営、蝦夷(えぞ)征服の帰途、礼拝太刀一振、及び手作りの木彫白鹿の奉納あり。 慶安3(1650)年、磐城平藩第2代藩主、内藤忠興社殿造営以来、歴代領主の信仰を得る。 元禄13(1700)年、藤原知克の献額、宝暦8(1758)年、社殿造営、寛政4(1792)年、屋根葺替、幕末、湯長谷藩第13代藩主内藤政養の職寄進あり、神威日に盛んとなる。 明治維新、村社に列し、大正3(1914)年、指定村社に昇格した。 昭和43(1968)年、新産都市の拠点として臨海工業地帯及び小名浜港湾の拡充による県の要請により、社殿を南富岡の現地に造営し、9月7日、遷宮祭を執行し現在に至る。